台湾産烏魚子(からすみ) 【製造メーカー:梓官区漁会(Tzukuan Fisherise Association)】
 
 
【台湾産烏魚子(からすみ)について】
台湾 高雄沖にて取れた最高級の天然の鯔(ぼら)から取れた卵を使用しております。
台湾では、烏魚子と呼ばれ、結婚式等のお祝い事や、レストラン・中華料理店等でも
よく食べられます。スーパーや屋台、土産物店でも、土産物として、良く目にします。
日本の旅行者も、高雄市内にある梓官区漁会の土産物店や、空港にて、大量に、
土産物として購入していく姿をよく目にします。
梓官区漁会の土産物店は、観光コースにも、組み込まれているようです。
 
 
【烏魚子(からすみ)について】
 古代より、地中海付近では、塩漬けにして食膳に上がっていたようです。
 日本には江戸時代の初期に中国より長崎に伝来し、文献では、豊臣秀吉も食し、中国からの伝来当時より鰆の卵で作られていたのを、延宝三年(1675年)、高野勇助が長崎県・野母崎方面でよく捕れる鯔の卵で製造することを考案したようです。
【からすみの種類と仲間】
●ボラのボッタルガ
イタリア サルディニア島が有名。日本、台湾のからすみより硬い。すりおろして使用
●マグロのボッタルガ
イタリア サルディニア島が有名。
●鰆(さわら)のからすみ
四国名産

【鯔(ぼら)について】
 ボラは、出世魚のひとつで、オボコ→イナ→ボラ→トド。ぼらは、2年~4年の30cm以上の成魚をいう。5年以上の老成魚をトドというようです。「トドのつまり」このことばは、ここからうまれたようです
 
 
【梓官区漁会について】(その1)
英語名:Tzukuan Fisherise Association
漁協としての活動以外に、スナック菓子、海産物、ちりめんじゃこ、さわらの切り身、天然からすみ、魚フレークなどの詰め合わせセットを開発する、台湾国内有数の漁業協同組合。
1958年設立より、主に台湾高雄沖近海にて、獲れる魚介類を取り扱っている。1977年より、高雄沖にて、獲れた天然に鯔から採れた魚卵を使用し、台湾産天然からすみ製造開始。日本、中国、アメリカ、香港、カナダなどに、からすみを輸出。2003年に、台湾国内で初めてHACCP認證取得工場を持つ漁業協会となる。2006-台湾CAS認証を取得
 
 
【梓官区漁会について】(その2)
≪高品質と安全性、危機管理の徹底≫

2003年、台湾国内で初めてHACCP認證取得し、製造工程から真空密封、そして、冷凍保存といった管理においても、HACCCP認証取得工場として、品質・安全性を最重点にし、厳格な管理にて、製造・管理を実施している。
からすみの製造は、熟練した職人の手により、ひとつひとつ丹誠を籠め、創り出されている。
【HACCPについて】
HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)
 HACCPは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の手法。
HACCP方式は、これらの考え方ややり方に加え、原料の入荷から製造・出荷までのすべての工程において、あらかじめ危害を予測し、その危害を防止(予防、消滅、許容レベルまでの減少)するための重要管理点(CCP)を特定して、そのポイントを継続的に監視・記録(モニタリング)し、異常が認められたらすぐに対策を取り解決するので、不良製品の出荷を未然に防ぐことができるシステムです。
 
 
【からすみの作り方】(その1)
天然の鯔より、丁寧に、慎重に、採り出された魚卵を、1週間程度、荒塩に漬け置きます。
丁寧に、塩抜き(桶に水を入れ、その中にからすみを入れます。何回か、桶の水を替え)にを実施した後、かたちを整えます。
型に入れ、重石を載せ、しばらく置き、水分が程良く抜けたころ、型を外し、形を整えます
 
 
【からすみの作り方】(その2)
天日で10日から2週間ほど干します。真空パックし、製品の出来上がり、品質維持したまま、冷凍貯蔵し、出荷を待つ。
 
 
 
 
 
 
 
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